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茶道日記


by nagomi-wako

【随流去ずいりゅうこ

流れにしたがって行くという意味。
また、生死の流れに随順すること、
世間のしきたりに従うことを表した言葉です。
如月「随流去」***2月のテーブル茶道教室のご案内 ***_a0372263_16315591.jpg
寒さ厳しく、冴え返る日が多い。
着た上に更に衣重ねるというところから「如月(更衣・衣更着)」と言われる二月。
月初め早々に節分を迎えて、はや春の息吹を感じる・・・ 歳時において節分、初午、梅花祭と風情も豊かである。
如月「随流去」***2月のテーブル茶道教室のご案内 ***_a0372263_16435370.gif

二月は大炉(だいろ)のお稽古
大炉は11世玄々斎宗匠が北国の囲炉裏から考案されたもので、通常の炉より各辺10㎝以上大きい一尺八寸(約54㎝)四方。極寒の二月に限って行われる裏千家独自の点前
また、大炉は逆勝手に切る約束になっています。
如月「随流去」***2月のテーブル茶道教室のご案内 ***_a0372263_17200750.jpg

⭐︎⭐︎☆☆☆ ☆ ☆☆☆ ☆ ☆☆☆⭐︎⭐︎
2月お稽古のご案内をいたします。

6日(火)、8日(木)
13日(火)、15日(木)
青葉公会堂稽古17日(土)
20日(火)、22日(木)
27日(火)

お稽古の開始時間は
10時半からと13時半から二部制となります
上記時間以外や他の日をご希望の場合は
ご相談くださいませ

 ★Nagomi*wako テーブル茶道★
  お申し込み : wako0408@gmail.com
   
※お申し込みは2名様でお願いしておりますのでお友達やお知り合いの方をお誘いの上
お申し込みください
1名様でのお申し込みの場合、
もう1名様のお申し込みがあるまで
お待ちいただくことになります。
何卒ご了承くださませ

今後ともNagomi*wako テーブル茶道教室を
よろしくお願いいたします。




# by nagomi-wako | 2024-02-01 17:22 | 茶道 | Comments(0)
看々臘月尽(みよみよ ろうげつ つく)

今日は師走に入るとよく掛けられる禅語をご紹介します。臘月(ろうげつ)は、十二月の別名です。
看々(みよみよ)とは、良く見なさいというような意味。
月日の流れはあっという間
もう十二月も終わってしまいますよ。
よくよく一日一日を大切にしなさい。
ぐずぐずしていると一生も直ぐに終わってしまいますよ~

師走『看々臘月尽』***12月のテーブル茶道教室お知らせ***_a0372263_08491928.jpg
月日が経つのは早いもので、もう臘月です。
ある人が砂時計をみて「時はいたずらに過ごしてゆくものではなく、下の段に貯ってゆく砂の如く、良い轍を積み重ねる生き方をしたい」といったそう。
なるほどと思い、そうありたいと願う…
でも、なかなかそうは行かないもの。時間に追われる毎日の連続で今年も暮れていくのです…
臘月はそんな反省を込めながら
道具を撮り合わせる月なのです。
師走『看々臘月尽』***12月のテーブル茶道教室お知らせ***_a0372263_08480086.jpg
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12月お稽古のご案内をいたします。

5日(火)、7日(木)、14日(木)
わかやぎ稽古16日(土)
26日(火)

お稽古の開始時間は
10時半からと13時半から二部制となります
上記時間以外や他の日をご希望の場合は
ご相談くださいませ

 ★Nagomi*wako テーブル茶道★
  お申し込み : wako0408@gmail.com
   
※お申し込みは2名様でお願いしておりますのでお友達やお知り合いの方をお誘いの上
お申し込みください
1名様でのお申し込みの場合、
もう1名様のお申し込みがあるまで
お待ちいただくことになります。
何卒ご了承くださませ

今後ともNagomi*wako テーブル茶道教室を
よろしくお願いいたします。
師走『看々臘月尽』***12月のテーブル茶道教室お知らせ***_a0372263_09074645.gif

# by nagomi-wako | 2023-12-01 09:07 | 茶道 | Comments(0)
「行雲流水(こううんりゅうすい)」
ただよう雲と流れる水。他の力にさからわないで、滞りなく動く自然のゆうゆうとした姿。自然のまま、なりゆきにまかせて行動するさまなどをたとえていう。
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11月は茶道の世界では、炉開きと言って、
風炉から炉に代わる月です。
また、蔵出し茶の入った茶壷を披露して、
今年のお茶を楽しんだりします。
炉開きの時には、さんべと言って
ふくべ(ひょうたん)・おりべ(織部焼)・
いんべ(備前焼)のお道具を使います。
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炉開きで、おぜんざいや亥の子餅をいただくのですが、今日はおぜんざいについてお話しします。
実は、『おぜんざい』は、関東と関西では異なるものを指します。

関東 ⇒ 小豆を柔らかくなるまで炊いてお砂糖を入れてから、煮汁がほとんど蒸発してトロンとするまで炊いたものを焼いたお餅にかける
関西 ⇒ 煮汁の中に炊いた小豆(粒餡)とお餅が入っている
大きな違いは、関東風おぜんざいでは見かけがトロンとしていて水分が少なく、関西風おぜんざいは見かけが液体でその中に小豆(粒餡)とお餅が入っているという所です。

お茶で使うおぜんざいとは、関西風おぜんざいのことで、煮汁の中に小豆(粒餡)が入ったものです。もともと関西で生まれた茶の湯なので関西風に、というわけですね
炉開きにおぜんざいをいただくときは、黒文字と杉箸を1本ずつ添えて(手前に黒文字、向こうに杉箸)、お箸のようにしていただきます。
普通の方がご覧になったら、一膳のお箸が1本ずつ種類が違うので、変な感じがしますが、黒文字を添えるのは「これが主菓子ですよ」とのサインの意です。
霜月『行雲流水』***11月のテーブル茶道教室お知らせ***_a0372263_10235310.jpg
⭐︎⭐︎☆☆☆ ☆ ☆☆☆ ☆ ☆☆☆⭐︎⭐︎
11月お稽古のご案内をいたします。

7日(火)、9日(木)
14日(火)、16日(火)
わかやぎ稽古18日(土)
28日(火)

お稽古の開始時間は
10時半からと13時半から二部制となります
上記時間以外や他の日をご希望の場合は
ご相談くださいませ

 ★Nagomi*wako テーブル茶道★
  お申し込み : wako0408@gmail.com
   
※お申し込みは2名様でお願いしておりますのでお友達やお知り合いの方をお誘いの上
お申し込みください
1名様でのお申し込みの場合、
もう1名様のお申し込みがあるまで
お待ちいただくことになります。
何卒ご了承くださませ

今後ともNagomi*wako テーブル茶道教室を
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# by nagomi-wako | 2023-11-02 10:26 | 茶道 | Comments(0)
江月照松風吹(こうげつてらししょうふうをふく) 永夜清宵何所為(えいやせいしょうなんのしょいぞ)

【訳】
秋の澄んだ月は川の水を照らし、松を吹く風は爽やかである。
この永い夜、清らかな宵の景色は、何のためにあるのか。
神無月『江月照松風吹』***10月のテーブル茶道教室お知らせ***_a0372263_01301705.jpg
中置きは10月だけの特別なお点前

風炉の最後である十月は少し肌寒くなっておりますので、客に釜を近づける事で暖かみを感じていただくための点前です。
「小板」「大板」「長板一つ置」の三種があります。
神無月『江月照松風吹』***10月のテーブル茶道教室お知らせ***_a0372263_01591038.gif

また、「五行棚」を使う手前もあります。
この棚は、陰陽と五行説が相まって作られた棚で天と地の間に「木・火・ 土・金・水」が収まる事で宇宙を表すようです
木=棚・炭
火=炭
土=土風炉
金=釜
水=釜の水
 木は火を生じ、火は土を生じ、土は金を生じ、金は水を生じ、やがて水が木を生じる…この繰り返しです
 
宇宙の森羅万象がここにあるようです
そう考えると、お茶室は小宇宙なのかな…

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10月お稽古のご案内をいたします。

青葉公会堂茶室稽古21日(土)
24日(火)、26日(木)
31日(火)

お稽古の開始時間は
10時半からと13時半から二部制となります
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# by nagomi-wako | 2023-10-01 01:48 | 茶道 | Comments(0)
吾心似秋月
―吾が心は秋月に似たり、碧潭清くして皎潔―(『寒山詩』)
「自分の心はまるで中秋の明月が、碧(あお)く澄んだ池に映っているように清らかである」ということ。
その後に「私の心を何かに譬えようとしても比べる物がない。これをどのようにして人に伝えればよいのだろうか」と続く。
長月『吾心似秋月』***9月のテーブル茶道教室お知らせ***_a0372263_08403181.jpg
今年(2023年)の中秋の名月は、
9月29日(金曜日)です。
なお、この日は満月です。

☆「十五夜」はいつ?
さて「中秋の名月」と「十五夜」には違う点があるのをご存じですか。
十五夜とは満ち欠けによる月の呼び名で、毎月15夜目の月のことを言います。そのため、単に十五夜といった場合は、中秋の名月をさすことが多いですが、「中秋の名月」は旧暦8月15日の夜に見える月のことを指しますので、言い換えると、十五夜は毎月に来るもので、中秋の名月は年に一回だけという違いがあります。
ちなみに、お月見行事は十五夜だけではなく、「十三夜」と「十日夜(とおかんや)」と呼ばれるものもあり、3つの月見を合わせて「3月見」といいます。
十三夜とは、十五夜の後にやってくる旧暦9月13日のお月見のことであり、十日夜とは、旧暦10月10日に行われていた収穫祭のことです。

☆中秋の名月=満月ではない?
実は中秋の名月が満月とは限りません。寧ろ、満月とは同日にならない年が多数を占めています。でも今年は満月です!

さてさて、9月のお稽古ですが、
茶箱の集中稽古を行います。
茶箱はもともと茶弁当と言われていたもので、
旅先や屋外(野点)で楽しむために使われていたものです。

裏千家では

卯の花点前
雪点前
月点前
花点前
和敬点前
色紙点前
と6種類のお点前がありますが、

茶箱の中で最も美しいお点前との声も高いのが
月点前です。


長月『吾心似秋月』***9月のテーブル茶道教室お知らせ***_a0372263_08481705.jpg
⭐︎⭐︎☆☆☆ ☆ ☆☆☆ ☆ ☆☆☆⭐︎⭐︎
9月お稽古のご案内をいたします。

5日(火)、7日(木)
12日(火)、14日(火)
わかやぎ稽古16日(土)
19日(火)、21日(木)
26日(火)

お稽古の開始時間は
10時半からと13時半から二部制となります
上記時間以外や他の日をご希望の場合は
ご相談くださいませ

 ★Nagomi*wako テーブル茶道★
  お申し込み : wako0408@gmail.com
   
※お申し込みは2名様でお願いしておりますのでお友達やお知り合いの方をお誘いの上
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1名様でのお申し込みの場合、
もう1名様のお申し込みがあるまで
お待ちいただくことになります。
何卒ご了承くださませ

今後ともNagomi*wako テーブル茶道教室を
よろしくお願いいたします。

# by nagomi-wako | 2023-09-01 08:52 | 茶道 | Comments(0)